関東で初めて日本ジオパークに選ばれた伊豆大島。東京から南に120kmのところにある伊豆諸島の島で、諸島内最大の面積を誇ります。度重なる火山活動のため、ダイナミックな地形や自然が楽しめる場所として、トレッキングやサイクリングが人気。アクティビティのあとは温泉でゆっくりしたり、プラネタリウムのような星空を眺めるなど、多彩な楽しみ方ができます。今回は、そんな伊豆大島のおすすめ観光スポットと人気の宿泊施設を厳選してご紹介します。

隠れた絶景スポットが見つかる?颯爽なサイクリング体験

伊豆大島は大自然に囲まれた島です。通称バームクーヘンと呼ばれる断層や、美しい夕日が沈む様子が見られる「サンセットパームライン」など、心洗われる景色に出会うことができます。そこでおすすめなのがサイクリング。車では一瞬で通り過ぎてしまうような、隠れた絶景に出会える確率が高いです。「あ、ここなんかいい!」と思ったら一休憩。自転車をそっと脇に寄せて、写真を撮ったり、のんびりと眺めてみてはいかがでしょうか。サイクリングをする時に気を付けたいところは、伊豆大島には島内を一周する『伊豆大島一周道路』がありますが、約46kmでアップダウンもきつい道になっています。お子さま連れやサイクリング慣れをしていない人にはハードな道になりますので、東京都大島支庁が提案するサイクリングコースを是非お楽しみください。全部で3つのルートが提案されているので、紹介していきます。

1:サンセットパームラインコース

伊豆大島の西の玄関口『元町湊』からスタートし、スクーバダイバーの聖地であるバディーズ・ベルで折り返し戻ってくるコース。海岸線を走るため爽快感はひとしおです。しかも、名前にもある通り、きれいな夕日が眺められることでも人気のコースです。途中には美味しいアイスクリームやさんや、新鮮野菜を売るお店もあるので、観光しながら絶景を楽しめるイチオシのコースです。なお、ゴール付近に『元町 浜の湯温泉』があるので、最後は温泉で汗を流せるのもポイントです。

2:御神火(ごじんか)スカイラインコース

足腰に自信がある方におすすめなのが「御神火スカイラインコース」。「御神火」というのは、三原山のこと。大島元町から三原山山頂までの道のりで、高低差がかなりあります。いわゆるヒルクライムと言われる過酷なルートなので、体力のある方のみ挑戦してください。

3:あじさいレインボーコース

全26km。上級者におすすめのコースがあじさいレインボーラインを通るルートです。元町湊を出発し、大島温泉ホテルを目指します。最大標高498mということでかなりの上り坂になりますが、火山のある島ならではの景色が楽しめます。あじさいレインボーラインを通った後は、『大島公園動物園』や森の中にひっそりと佇む神秘的な神社、『波治加麻(はじかま)神社』が。なお、紫陽花の時期には、約3万株のあじさいが咲き乱れます。そのほか、元町港を出て海岸沿いを南下し、砂の浜まで行くコースもあります。通称バウムクーヘンと呼ばれる地層があったり、苔むした階段が厳かな雰囲気を醸し出す『大宮神社』があったりと、観光も楽しむことができます。ゴールは、黒砂ビーチで知られる『砂の浜(さのはま)』。一般的な大人だと3時間程度で完走です。ちなみに、体力に自信のない方は電動アシスト自転車がおすすめですよ。

【丸久レンタサイクル】
元町港から歩いて2分ほどのところにあるレンタサイクルのお店。
住所:東京都大島町岡田2(貸し出し場所は大島町元町1-10)
電話番号:04992-2-3317

【レンタサイクルらんぶる】
100台を越える自転車を取り揃える大型店。シティサイクルだけでなく、マウンテンバイクやクロスバイクも。元町港から歩いて2分ほどです。
住所:東京都大島町元町1-16-2
電話番号:04992-2-3398

【戸井商店】
電動アシスト自転車を揃えるレンタサイクルのお店。オシャレで憧れている人も多い『DE-01』もあります。台数に限りあるので予約は必須です。
住所:東京都大島町元町1丁目2-2
電話番号:070-2158-4093

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ストレスまで吹き飛んじゃう?バギーで思いっきり快走!

バギー

続いておすすめするのがバギーツアー。もちろん、自分で運転できるから、エキサイティングな1日を過ごすことができますよ。といっても、ショップの方が先導してくれるので、初めての方でも安心。伊豆大島の道はルートにより高低差がありますが、バギーなら問題なく快走できますし、風を感じながら走ることができて気分がすかっとすると大評判です。もうひとつのポイントは、走行性能が優れているところです。バギーは、全地形対応車なので、悪路でもへいちゃらです。普段は味わえない、冒険に出かけてみてはいかがでしょうか。なお、運転免許証が必須となるので忘れないでくださいね。

【Book Tea Bed IZUOSHIMA】
住所:東京都大島元町2-3-4
電話番号:04992-7-5972

人生観が変わるかも。人の暮らし、原点を感じる体験

「伊豆大島は椿の楽園」・・・。そう言われるほど、島民にとって身近な存在であるのが椿です。島内には約300万本の椿の木が自生しています。島民はそんな椿に支えながら生活をしてきました。防風林にもなる椿の木の花は、集めて染色をするのに使っていたり、搾って油としても活用しています。伊豆大島でもっとも有名な名産品といえば、「椿油」と答える方は多いのではないでしょうか。ちなみに、絞ったカスも捨てずに肥料として活用されています。そうやって毎年人々の生活を支えてきた椿の木は、寿命を迎えると、今度は炭として利用されます。椿の木なくしては、島民の生活が成り立たないといえるでしょう。そんな島民の営みのひとつである、椿油の絞り体験をできるのが『大島ふるさと体験館』小学生以上であれば参加可能です。まずは種子を細かく砕く作業から。非常に手間がかかるので、物づくりの大変さはもちろん、自然の恵みに対する意識などが変わってくるかも知れません。所要時間は約90分。1名あたり2,700円で2名から受付しています。完全予約制であり、営業していない日もあるので、必ず事前にお問い合わせをお願いします。

【大島ふるさと体験館】
住所:東京都大島町元町字北の山125-4
電話番号:04992-2-3991

フォトジェニックな裏砂漠でインスタ映えを狙う!

裏砂漠

伊豆大島、思ったよりアクティブな旅ができそうだね。

ほんとほんと!友達集めてみんなで行っても盛り上がりそう!

だけど、感動体験もしたいよね。

確かに!じゃぁ裏砂漠は?

え?なにそれ?砂漠って日本にあるの?

あるらしいよ。しかもインスタ映えする写真が撮れるってウワサ!

日本に砂漠があるのはご存じですか?実は裏砂漠と呼ばれる砂漠が、伊豆大島にあるのです。場所は、伊豆大島のほぼ中央にある三原山の東側一帯です。かつての噴火により火山岩が辺り一帯を覆い尽くし、荒涼とした世界を作りだしています。なお、砂漠といっても、一般的に想像するような黄色い砂の砂漠ではなく、火山岩が造り上げる砂漠なので、炭黒に近い色をしています。また、細かい岩の集まりなので、歩くとざくっざくっとした音がなるのも特徴です。周囲には背の高い草や木は一切なく、自分と砂漠、そして果てしなく広がる空だけなので、そんな非日常的な世界観を味わいたくて、訪れる人が後を絶ちません。フォトジェニックな景色に感動し、ただ砂漠の上に寝そべってゆったりと時間を過ごす方もいます。ちなみにバスで行くことも可能ですよ。

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ホテル、ペンション、民宿、旅館。人気の宿泊施設8選

伊豆大島にはホテルや民宿、ペンションといった宿泊施設があり、訪れる目的により、どの宿にするか選ぶ方が非常に多いです。今回は、伊豆大島で特におすすめしたい宿泊施設8か所を厳選し、宿タイプ別に特徴を紹介していきますね。

【大島温泉ホテル】

大島温泉ホテル

『源泉かけ流し三原山温泉』が自慢の老舗ホテル。露天風呂からは雄大な三原山が望むことができます。また、三原山を見渡せるテラスが新設され話題に。夜になると、満天の星空を眺めることができる天然のプラネタリウムに変身。カップルやお子さま連れに大人気のホテルです。食事は、椿フォンデュ、金目鯛しゃぶしゃぶ、磯鉄板焼きの3種類のメニューから選択することが可能です。一番人気は椿フォンデュで、新鮮な魚介類や明日葉などの島野菜をオイルフォンデュでいただくことができます。ほかでは決して味わえない島グルメなので、これが食べたくて訪れる方もいます。館内に売店もあり、お土産も購入可能です。限られた時間を観光に使えるので大変便利です。なお、場所は三原山にあるため、島の中心地や港、空港からは離れていて、車で約20分、急でうねった坂道を登る必要があります。バスも運行していますが、観光にも便利なのでレンタカー利用がおすすめですよ。

住所:〒100-0103 東京都大島町泉津字木積場3-5
電話番号:04992-2-1673
アクセス:大島元町港・岡田港よりバスで18分、大島空港より車で15分
公式URL:http://www.oshima-onsen.co.jp/

【ホテル白岩】

ホテル白岩

伊豆大島の中で、観光の拠点となる元町エリアに位置する宿。もっとも人が集まるメインビーチ、『弘法浜』まで歩いて8分ほどの距離で、海水浴客にも大変人気のあるホテルです。また、このホテルをおすすめするもうひとつの理由は、庭園露天風呂が楽しめること。ナトリウム塩化物質の入った天然温泉で、お肌がつるつるになれると評判です。椿の咲く時期には、椿の花を眺めながら、美肌の湯をお楽しみいただけますよ。お食事は、近海でとれる新鮮な海の幸はもちろん、大島名物の椿油フォンデュをいただくことができます。部屋食プランもあり、カップルや小さなお子さま連れでも安心して宿泊することができます。

住所:東京都大島町元町3-3-3
電話番号:04992-2-2571
アクセス:弘法浜 徒歩10分
公式URL:http://www.h-shiraiwa.com/

【ホテル赤門】

ホテル赤門

大島の玄関口『元町港』から徒歩1分、観光の拠点でもある元町エリアにあるアクセスのホテルです。源為朝ゆかりの地に建てられたホテルで、島内でも珍しい自家源泉の温泉をもっています。庭園のなかにつくられた露天風呂では、大島の自然を感じることができます。大浴場は24時間利用が可能なので、いつでも好きなときに湯浴みを愉しむことができますよ。お食事は、近海で水揚げされた新鮮な魚貝類をふんだんにとりこんだお料理がいただけます。ひとつひとつ丁寧につくられたお料理で、リピーターにも好評です。部屋タイプは『一般客室』のほか、『露天風呂付き客室』があるので、ワンランク上のステイを求める人にもおすすめです。お風呂は檜作りなので、心も体もリフレッシュすることができますよ。また、『ログコテージ』のお部屋もあり、こちらは離れなので、のんびりとくつろぎたい方にはぴったりです。

住所:東京都大島町元町1-16-7
電話番号:04992-2-1213
アクセス:弘法浜 徒歩8分
公式URL:http://www.ooshima-akamon.com/

【ホテル&リゾート マシオ】

リゾートマシオ

元町エリアのなかでも高台にあるリゾートホテルで、周囲は自然に囲まれ、眼下には生い茂る緑や海を一望することができる眺望の良い宿です。全室オーシャンビューなので、お部屋からの眺めが良い宿を探している方には特におすすめです。しかも部屋数はわずか3つ、つまり3組限定の宿なので、プライベート気分で過ごすことができますよ。また、お部屋ごとにテイストが異なっており、アジアンテイスト、メゾネットタイプ、和風モダンタイプから選択が可能なので、リピートするのも楽しみになりそうですね。ダイニングレストランでは、伊豆大島の海の幸や山の幸をふんだんに使用した創作料理を提供しています。新鮮な素材を使用するのはもちろん、彩り豊かな盛り付けで五感を刺激してくれます。週末の金曜、土曜、日曜にはカフェを営業していて、鳥のさえずりや自然の移ろいを感じながら、ゆったりとお過ごしいただけます。利用は小学生以上、14時から17時までとなります。マシオでは、椿オイルを贅沢に使用したリラクゼーションプログラムがあり、オイルトリートメントやバターミルクバスなど、極上のおもてなしが体験出来ます。なお、眺めの良い貸切風呂もあります。ワンランク上のステイを求める女性グループやカップルなどに大人気のホテルですよ。

住所:東京都大島町元町字大洞492-1
電話番号:04992-2-7317
アクセス:元町エリア・到着港・空港~ホテルまで無料送迎あり(15時以降/要事前予約)
大島元町港より車で5分、岡田港より車で20分、大島空港より車で15分
公式URL:http://mashio.com/

【旅荘富士や】

旅館富士や

伊豆半島の海と富士山が一望できる眺めの良い宿「旅荘富士や」。場所は、元町港そばにあり、伊豆大島の温泉施設「御神火温泉」や夕日が眺められる「浜の湯」までは徒歩3分ほどで行ける好アクセスの宿であります。この宿のポイントは、アットホームで家庭的な懐かしい雰囲気が味わえるところです。「初めて訪れるのに、まるで帰ってきたみたい!」と思わせるほど、リラックスできますよ。お食事には、伊豆大島近海で採れた海鮮食材がふんだんに取り込まれていて、ボリュームもたっぷりです。小さな旅館ですが全室にトイレが付いていて、バスタオルや歯ブラシ、寝間着などのアメニティもそろっているので、快適に過ごすことができます。

住所東京都大島町元町仲野203
電話番号:04992-2-2738
アクセス:弘法浜 徒歩15分

【ペンションいち・まる・いち】

ペンションいちまるいち

和泉浜目の前にあり、富士山や夕日などの絶景を見ながら過ごせるペンション。お部屋が1棟ごとに独立しているので、周囲が気になりにくいのがポイントです。まるで自分の別荘に来たかのような感覚で訪れることが可能で、オシャレなログコテージタイプなので、木の温もりもたっぷりです。伊豆大島ならではの自然に触れつつ、快適に宿泊できる宿といえます。和泉浜では海水浴はできませんが、ペンションにはダイビングショップも併設しているので、ダイビングやシュノーケルが目的の方にもぴったりです。バーベキューも可能なので、学生団体などのグループ旅行に人気のある宿でもあります。なお、2名タイプの客室もあるので、二人旅やカップルなどにもおすすめですよ。

住所:東京都大島町元町字和泉106-14
電話番号:04992-2-5225
アクセス:弘法浜 徒歩20分(車5分)
公式URL:http://pension101.jp/

【ゲストハウス舟吉】

ゲストハウス舟吉

伊豆大島のもうひとつの玄関口「岡田港」から徒歩約3分。ファミリーに一番人気日の出浜海水浴場まで徒歩30秒ほどのところにあります。水着を着てそのままビーチに行けるので、海水浴客に大人気の宿です。昔から営んでいる宿ではありますが、館内は掃除が行き届き、清潔感があります。毎年少しずつリノベーションも進んでいますよ。なお、早朝着の大型客船で到着した場合早朝休憩も利用できるのもポイントです。海水浴目的の方はもちろん、早朝便で訪れて大島をたっぷりと満喫したいという方におすすめの宿です。お食事は地産地消を基本とした大島の郷土料理がいただけます。ボリュームもあるのでたくさん食べる方にもおすすめ。なお、バーベキューも可能なので、希望される場合は事前に問い合わせしてくださいね。

住所:東京都大島町岡田7
電話番号:04992-2-8447
アクセス:日の出浜 徒歩0分

【BookTeaBed】

bookteabed

都内で人気のホステルが伊豆大島に誕生させた注目の宿『BookTeaBed』。『本』×『カフェ』×『泊まる』をテーマにした新感覚のホテルです。本に囲まれたお洒落な宿で、時間を忘れるひとときを過ごすことができます。場所は、元町港より約300m。ビーチまでも徒歩3分の好立地にあります。また、客室にはドミトリータイプもあり、おひとり様にもぴったり。2口の電源コンセントやブックライト、物置棚が完備されています。さらに、プライベートカーテンやセキュリティーロッカーもあるので、安心してお過ごしいただけますよ。ちなみに、トイレやシャワー、パウダールームなども設備が整っていますので、温泉施設へ行くのも良し、簡単にシャワーで済ますのも良しので、そのときの気分で過ごせるのもポイントです。なお、館内にはカフェが併設されていますので、素泊まりプランでも安心です。伊豆大島の中心地である元町エリアにある宿なので、お店も近くにありますし、自由気ままなひとり旅やゆったりとした島時間を過ごしたいという方におすすめの宿です。

住所:東京都大島元町2-3-4
電話番号:04992-7-5972
アクセス:弘法浜 徒歩3分
公式URL:https://bookteabed.com/ja/izuoshima/

いざ、伊豆大島へ!まだ見ぬ景色に会いに行こう

 

伊豆大島には様々な宿がいっぱいあるんだね。

ホテルや旅館だけでなく、民宿やゲストハウスもあるから、迷っちゃうね。

今回は、伊豆諸島最大の島、伊豆大島で人気の観光スポットや、おすすめの宿泊施設を紹介して参りました。伊豆大島の自然を満喫できるようなアクティビティや、眺望を楽しめたり、島グルメを楽しめる宿がたくさんありましたね。そんな伊豆大島への観光は、往復の交通機関と宿泊がセットになっているツアーがとても便利ですよ。是非、伊豆大島の島旅計画を立ててくださいね。

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TRIPin事務局

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