南崎

透明度が高く、深い青が印象的な小笠原諸島・母島の海では、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティが充実しています。船の上から楽しむホエールウォッチング、サンセットクルーズも人気が高いですね。世界自然遺産にも認定されている小笠原諸島ならではのルールを守りながら、美しい海を楽しみましょう。経験豊富な地元のガイドさんが一緒なら、安心して体験することができますよ。

[会話文すっごく綺麗な海! 母島ってどこ?[/会話文]

母島は小笠原諸島だよね。船で行く離島だけど、東京都なんだよ。

こんな綺麗な海で泳げるなんて素敵~。行きたいなぁ。

マリンアクティビティが充実していることで有名だもんね。どんなことができるのか、調べてみよう!

まずはココから。母島への行き方とマストアイテム


母島が属する小笠原諸島は、日本最南端にある沖ノ鳥島やニュースで話題になる硫黄島など大小30余りの島々の集まりです。人が住んでいるのは父島と母島だけで、住所は東京都になります。母島の人口は約460人。戦前は2ヶ所あった集落も今は沖港のまわりの1ヶ所だけで、島民のほとんどが顔見知りなんです。集落内には商店が3軒、飲食店が5~6軒、薬局や娯楽施設はありません。母島へ行くためには、まず父島へ向かいます。父島で、母島行きの船に乗り継がないといけません。東京の竹芝桟橋から父島の二見港を結ぶ定期船「おがさわら丸」が6日に1便運航しており、約24時間で到着 します。「おがさわら丸 」には売店やレストラン、展望ラウンジがあり、24時間の船旅も飽きさせません。東京湾を離れ、外洋に出ると携帯電話の電波が繋がらなくなる ため、景色を楽しんだり読書したりと必然的に心は旅気分に浸れ、島時間へと移行します。電話をかける用事がある時は、船内の衛星電話を使うことができますよ。また、「小笠原丸」は横揺れ防止装置を設置 していますが、海の状況によっては揺れを感じることがあります。船酔いが心配な人は、事前に酔い止めの薬を服用することをおすすめします。母島へは、父島から「ははじま丸 」で向かいます。週休1日でほぼ毎日運航しており、約2時間で到着です。竹芝からまっすぐ母島へ向かうなら、「おがさわら丸」が父島に到着した1時間後に出航する便がある ので、お弁当や飲み物を買って乗り込めば、母島到着後すぐに遊べて、さらに快適な船旅になりますよ。「忘れ物があったら旅先で購入すればいいや」と思いがちですが、離島への旅は準備がとても大切です。小笠原諸島では、食料品や日用品は「おがさわら丸」で配送しています。スーパーや商店はありますが、在庫切れする場合が出てきます。普段服用しているお薬や日焼け止めなどはもちろん、お子様連れの方は粉ミルクなども多めに用意して行きましょう 。宅配便も早めに発送しておけば、荷物の到着が遅れても困りませんよ。

母島の海の魅力と絶対に守るべき10のルール

母島 石門からの眺め

透明度が高く深い青が印象的な、小笠原諸島の海。その美しさは、小笠原の言葉で「ボニンブルー」と呼ばれています。「ボニン」とは「小笠原諸島」のことで、小笠原諸島が発見された江戸時代に「無人島(ぶにんじま)」と呼ばれたことに由来します。「ブニン」がなまり「ボニン」に転じ、小笠原諸島の英名「Bonin Islands」にもなりました。 サンゴ礁と色鮮やかな魚たち、クジラやイルカも見ることができるボニンブルーの海では、マリンアクティビティが大人気! 特にシュノーケリングは波打ち際や足の付く深さでも楽しめるということもあり、強い人気を誇っています。シュノーケルレッスンを行っているツアーもあるので、初心者でもトライしやすいですよ。マスクとシュノーケル、フィンの3点セットはレンタルしている会社もあります。一人でもファミリーでも楽しめるシュノーケリングは、美しい景色とともに最高の思い出になること間違いなしです。ボニンブルーの海とその独特な地形などから2011年に世界自然遺産に認定された小笠原諸島では、独自の自然体系とココでしか見ることができない固有種の生態が見られます。特にカタツムリの仲間である「オガサワラオカモノアラガイ」などは父島でも絶滅したと言われ、今では母島でしか見ることができません 。そんな小笠原の自然を守るため、「小笠原カントリーコード 」という10のルールがあります。

1、貴重な小笠原を後世に引き継ぐ
2、ゴミは絶対に捨てずに、持ち帰る
3、歩道をはずれて歩かない
4、動植物は採らない、持ち込まない、持ち帰らない
5、動植物に気配りしながらウォッチングを楽しむ
6、サンゴ礁等の特殊地形を壊さない
7、来島記念などの落書きをしない
8、全島キャンプ禁止となっているので、キャンプしない
9、移動は、できるだけ自分のエネルギーを使う
10、水は大切にし、トイレなど公共施設はきれいに使う

このルールを守り、南島など上陸許可を得ている東京都自然ガイドが同行しないと上陸できない島 もあります。みんなでルールを守り、豊かな自然をいつまでも楽しめるようにしましょう。

小笠原諸島へツアー行くツアーを見る

自然そのまま手つかずの海をダイビングする

母島蓬莱根海岸
「小笠原コード」によって守られている小笠原の海の中でも、母島の海は特に人の手が入っていない海洋生物の楽園です。母島から少し沖に出るだけで外洋とぶつかる上に、向島や平島といった無人島までも船で数十分走るだけで行くことができ 、海中では長い年月を経て育ったサンゴ礁やさまざまな魚たちがありのままの姿を見せてくれます。通年出会えるイルカや巨大なイソマグロ、冬のザトウクジラなどの大型生物に、サンゴ礁の上を泳ぐ色鮮やかな魚たち と、世界中のダイバーを魅了する屈指のダイビングスポット! 切り立った崖のエリアに砂地、サンゴ礁、魚の住処と化した沈没船など、シチュエーション豊かな海は潮の流れが複雑な場所も。現場に詳しいガイドさんと一緒に潜ることをおすすめします。母島でのダイビングはいくつかのツアー会社が行っておりますが、島唯一のダイビングショップ「ダイブリゾート母島 」では体験ダイビングからシュノーケル機材のレンタルまで海のアクティビティをフォローしてくれます。海で遊ぶメニューなら一通りそろっているので、ダイビング以外でも心強いですよ。スクーバダイビングが初めての人も、インストラクターがついているので安心です。ダイビングメニューに関しては、事前予約が必要なのでお気を付けくださいね。料金はツアー会社によって違いますが、体験ダイビング20,000円~、ビーチダイビング9,000円~、ボートダイビング12,000円~となっています。ボニンブルーの海を、ぜひ海中からも楽しみましょう!

【ダイブリゾート母島】
住所:東京都小笠原村母島字静沢
公式URL:https://www.diveresort-hahajima.com/
料金:体験ダイビング1ダイブ20,000円、ビーチダイビング1ビーチ9,000円、ボートダイビング1ダイブ12,000円など
レンタル:スクーバ機材フルレンタル10,000円、ウェットスーツ2,500円など

船に乗ってイルカやクジラに会いに行こう

イルカ ウォッチング

小笠原諸島近海では、一年中、野生のイルカが泳いでいます。1月から5月上旬はザトウクジラが多くみられ、ジャンプをしたり尾びれや胸びれで海面を叩いたりする姿が見られます。そんな姿を見るためにおすすめなのが、ボートクルージングです。もちろん野生動物ですから、必ず見られるとは限りません。しかし、ツアー会社が行っているホエールウォッチングに参加すれば、経験豊富な船長さんが一生懸命探してくれるので、会える確率がグッと上がりますよ。ツアー会社によって料金は変わりますが、「ダイブリゾート母島」では一人5,000円で乗ることができます。事前予約を受け付けていないため、母島に到着してから申し込みを行ってくださいね。ザトウクジラの見られるベストシーズンは2月から4月と言われています。迫力満点なクジラの姿は必見ですよ!「ダイブリゾート母島」をはじめとするツアー会社では、ドルフィンクルーズも運航しています。イルカと出会えた時に、一緒に泳ぐことができるプランです。イルカにも個性があるので、警戒心の強い子から好奇心旺盛な子までさまざま。海に入ったらゆっくりと泳ぎ、驚かさないよう注意しましょうね。そのうち一緒に泳いだり、遊んだりしてくれるかもしれませんよ。料金は会社によって変わりますが、一人5,000円~です。ボニンブルーの美しい海で体験することで、一層貴重な思い出になりますね。

【ダイブリゾート母島 】
住所:東京都小笠原村母島字静沢
公式URL:https://www.diveresort-hahajima.com/
料金:ホエールウォッチング(12月~3月)一人5,000円、ドルフィンスイム(4月~11月)一人5,000円など
レンタル:スノーケリング5点セット(マスク、スノーケル、フィン、ブーツ、ライフジャケット)2,500円、ライフジャケット500円など

ボニンブルーの海を眺めながら、日がな一日釣りを楽しむ

魚釣り

船に乗ったアクティビティといえば、外せないのが釣りです。釣り好きの中では、小笠原諸島を「憧れの海」と話す人も少なくありません。マグロやカンパチなどの大物を釣り上げた興奮と感動は、一生忘れられないでしょう。船のチャーター代や利用時間は、会社によって違いますので直接お確かめください。母島では、船に乗らずとも岩場や桟橋からも魚が釣れます。ロクセンスズメダイやハタの仲間など、簡単な仕掛けでも釣ることができます。釣り竿のレンタル を行っているところもあるので、思い立ったらすぐ楽しめますよ。小笠原諸島は東京本土と比べて紫外線が強く、帽子などの日焼け対策が必須 です。また、海の上は温度が下がるので、船に乗る際は羽織るものを用意 しておきましょう。船を利用する際は、乗船と下船時に海水の入ったマットで靴の裏を洗わないといけません。これは「小笠原カントリーコード」にあるように、土や泥に含まれる生物や種子の上陸を防ぐためです 。外来種が入ることで、あっという間に生態系は崩れてしまいます。船だけでなく、乳房山など遊歩道の入口にも靴底や服についた種子などを落とすために、酢酸スプレーや粘着ローラーが用意されています 。小笠原諸島の独特な自然を守るために、必ず行いましょうね。

海から眺めるサンセットは圧巻です!

母島夕日

母島には、その名も「サンセットシアター(静沢の森遊歩道)」や「新夕陽ケ丘 」という夕陽を見るおすすめスポットがあります。「サンセットシアター」からは、「グリーンフラッシュ」という太陽が完全に沈む直前に一瞬だけ緑色に光る珍しい現象が見られることもあり、高い人気を集めています 。
そんな展望台からの夕陽も美しいのですが、遮るものが何も無い海の上から眺める夕陽なんて素敵だと思いませんか? 「ダイブリゾート母島」などで行っているサンセットクルーズは、日没の時間に合わせてボートで出航するツアーです。会社によって変わりますが、海一面が夕陽に染まり星空へと変わっていくドラマチックな時間が過ごせる約1時間の航海となります。大自然の中に身を置き、その雄大さに圧倒される、特別な時間になることでしょう。料金は一人4,000円~となっています。

【ダイブリゾート母島 】
住所:東京都小笠原村母島字静沢
公式URL:https://www.diveresort-hahajima.com/
料金:サンセットクルーズ一人4,000円など

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母島ならではの海の景色を堪能しよう

母島小富士からの眺望

いろんなアクティビティがあって迷っちゃう![/会話文]

初心者でもインストラクターさんがついているなら怖くないかなぁ。

せっかくの綺麗な海だもん。ダイビングデビューしちゃおう!

そうだね、まずは事前予約が必要なものを調べて予約しようか。

母島は、玉砂利の海岸とサンゴ礁が幻想的な「北港 」やサンゴ礁が広がる「南崎 」など、シュノーケリングに人気のスポットが点在しています。磯遊びだけでも楽しいけれど、せっかくならシュノーケリングやダイビング、ボートクルージングなどボニンブルーの海をさまざまな角度から楽しんじゃいましょう! ガイドツアーは会社によって予約時期や料金、最小催行人数などが違います。必ずご確認の上、ご予約くださいね。

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TRIPin事務局

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