【八丈島】

伊豆七島の中で最も本州から遠い位置にある、八丈島。自然がいっぱいで、その海は「八丈ブルー」と呼ばれるほど、青く深く澄み切っています。そのため、ダイバーには憧れの島であるとともに、魚影が濃いことから釣り好きの方にも人気があります。さらに、「八丈富士」をはじめとした絶景スポットや、癒やしのスポットも豊富で、親子連れやカップルでも楽しめる島でもあります。今回は、そんな八丈島の海水浴場や、海から近いおすすめの宿泊施設を紹介していきます。

八丈島の海ってとても綺麗で「八丈ブルー」って言われてるの知ってる?

聞いたことある!憧れちゃうよね~。でも、八丈島ってどこにある島なの?

八丈島って、実は東京都なんだよ!本州からは離れているから、飛行機か船で行くんだ。

えっ!船旅なんてかっこいいね。でも飛行機のほうが早く着けるのかな?

とりあえず、八丈島で何ができるかも含めて、紹介して行くね!

八丈島へのアクセスは飛行機か船どちらがいい?


八丈島へ行くには、2つの方法があります。ひとつは「飛行機」、そしてもうひとつは「船」です。
飛行機:ANAによる羽田空港発飛行機を利用。55分
何といっても早く着くので、あまり時間がとれない方にもおすすめです。船より便数が多いのも魅力の一つです。
船:東海汽船による竹芝桟橋発の船を利用。10時間20分。
夜間発で翌朝に到着できます。出港は22時半なので、仕事が終わってから出発できることが最大のメリットです。船に乗っている間は睡眠をとったり、観光情報のチェックやお食事、船内の散歩などで時間が潰す方が多いです。大型客船なので揺れも少ないと言われています。

人気のスポット、奇跡の絶景が待つ「八丈富士」


八丈島の一番の魅力は、自然に溢れているということでしょう。いかにも離島といった、のんびりとした雰囲気が流れているので、島で過ごすだけでリラックスできる方も多いです。また、自然がいっぱい残っているからこそ楽しめる絶景スポットが多いのも特徴の一つになります。「八丈富士」は、その美しい姿が富士山に似ていることから名付けられた山です。標高は854mですが、階段が整備されており、およそ1時間から1時間半ほどで登頂できるので、子どもと一緒に登る家族連れにも人気がありますよ。山頂からは、果てしなく広がる海の中、緑豊かな八丈島がぽっかりと浮かんで見える絶景が待っています。いま、自分が自分の足でそこに立っていることが実感できて、あたりを見回すと、島の周りに小島も発見できますよ。ちなみに七合目が登山口で、そこまでは車で行くことが可能です。のどかな雰囲気の牧場があり、眼下に広がる海の景色を楽しむこともできます。八丈島には、ほかにも見晴らしが良い「登龍峠(のぼりょうとうげ)」や植物園など、たくさんの観光スポットがあります。海水浴以外でも思いっきりエンジョイすることができますよ。

一番人気の「底土海水浴場」から近い宿泊施設


八丈島の自然を最も満喫できるのが、やはり海水浴です。定番ビーチといえば「底土(そこど)海水浴場」。底土港にもほど近い場所にありながら、広々とした砂浜があり、シーズン中は非常に賑わっているビーチです。海遊びグッズをレンタル出来たりロッカーもあるショップもあり、手ぶらで行けるのが魅力です。賑やかなビーチでありつつも海の透明度が高く、お魚ウォッチングも楽しめるのが一番の魅力です。運が良ければウミガメにも会えますよ。砂浜でねそべったり、海水浴やシュノーケリングをして1日中楽しめるスポットです。底土海水浴場の近くには宿泊施設も点在しています。素朴な雰囲気の八丈島には大型ホテルはなく、民宿やペンション、フラットスタイルのリゾートホテルが多くあります。底土海水浴場から近くにある、おすすめの宿泊施設を紹介していきますね。

【ホテルシーピロス】


底土海水浴場まで徒歩2分と好立地です。フラットスタイルのリゾートホテルで、バリ島直輸入の家具を配するなど、アジアンテイストを楽しむことができます。夕食には、八丈島産の刺身、島寿司、明日葉料理など、八丈島の美味しいものをふんだんに取り込んだ和食が人気です。朝は、手作りの煮物やだし巻き卵などの和食からサラダバー、温かいスープなどの洋食までが揃うブッフェスタイルの朝食をいただくことができます。客室は洋室、和洋室(2022年7月にリニューアル)があり、セパレートタイプのお風呂やトイレも完備しているので、小さなお子さま連れでも安心して宿泊することができます。全室Wi-Fiも完備。一戸建ての離れが2棟あるので、グループ旅行などにもおすすめです。
なお、館内には、無料で利用できる洗濯機も完備。洗剤はフロントにて100円で販売しているので、持参しなくてもOKです。
ちなみに、館内でマリングッズの販売はしていませんが、徒歩1分の場所にある『はまゆう商店』や、車で3分の『八丈ストア』にて購入することができます。チェックアウト後でもシャワー室を利用することが出来、フェイスタオルやバスタオルの無料貸出もあるので安心です。
住所:東京都八丈島八丈町三根1304-3
アクセス:空港より車で約7分。底土港から徒歩で約1分
電話:04996-2-5757
ホテルシーピロスのツアーを見る

【ペンションビーチタイム】


底土海水浴場から徒歩5分のところにある「ペンションビーチタイム」は、リゾート気分が味わえるお洒落なペンションです。ペンションといっても、和室、洋室の2タイプから選ぶことができます。立地から、海・山・星空が眺められるのがポイント。のんびりと過ごしたいという方にもおすすめです。
広々とした洗い場のお風呂があるので、小さなお子さん連れの方も安心して滞在することができます。屋外に洗い場と物干しがあるほか、200円で利用できる洗濯機も完備しています。
館内の売店はありませんが、車で3分のところに『八丈ストア』があるのでそちらで購入可能です。繁忙期を除いて、チェックアウト後の入浴も可能です。(入浴300円、フェイスタオル100円にて貸出)
住所:東京都八丈島八丈町三根908
アクセス: 空港から車で約8分。底土港から車で約4分
電話:04996-2-4450
ペンションビーチタイムのツアーを見る

【民宿田代荘】


底土海水浴場まで車で2分。お洒落な雰囲気でカップルにも人気の「民宿田代荘」は、ウッドデッキがあるなど、リゾート気分も味わえることで人気です。1階、2階の各階にユニットバスのお風呂ときれいなパウダールームを完備しています。また、吹抜け天井のある食堂からは三原山を望むことが可能です。
1回100円で利用できる洗濯機、乾燥機があります。館内に売店はありませんが、マリングッズ等の販売のある『奥山商店』まで徒歩5分、徒歩10分のところに『八丈ストア』があります。
住所:東京都八丈島八丈町三根1614-1
アクセス: 空港から車で約7分。底土港から車で約3分
電話:04996-2-0395
民宿田代荘のツアーを見る

【民宿椿荘】


底土海水浴場まで徒歩5分。住宅街ではあるものの、緑が多く落ち着いた環境です。昔ながらの雰囲気で、まるでおばあちゃんちに滞在しているようで落ち着くという声も多い人気の民宿です。船を持つ漁師さんがいるので、獲りたての新鮮な魚がいただけて、ボリュームも満点、お食事も大変美味しいと評判です。釣った魚をさばいてくれることもあり、釣り好きな方が泊まるにもおすすめです。
無料で利用できる洗濯機や乾燥機もあり、長期滞在にも便利。家族経営の民宿なので売店などはありませんが、マリングッズ等を販売している『奥山商店』まで徒歩2分、『八丈ストア』までは車で2分で行くことが出来ます。チェックアウト後の入浴もOKです(タオルはなるべく持参してください)
住所:東京都八丈島八丈町三根1436
アクセス: 空港から車で約8分。底土港から車で約3分
電話:04996-2-0170
民宿椿荘のツアーを見る

夕日が美しい「横間海水浴場」近くの宿泊施設


にぎやかな雰囲気の底土海水浴場に比べて、落ち着いた雰囲気のある海水浴場。ごろごろとした玉石が転がっている海岸なので、波打ち際に寝そべって休むという過ごし方はできませんが、磯遊びができるということで子ども連れに人気の海水浴場です。なお、水平線に沈む美しい夕日が楽しめるのも特徴です。このあたりには宿泊施設が少ないので、ゆっくり過ごしたい方にも穴場としておすすめです。

【プチホテル満天望】


隠れ家的な雰囲気のある「プチホテル満天望」は、横間海水浴場から徒歩5分のところにあります。あまり観光客が来ない、穴場のヤケンヶ浜海水浴場までも車で6分で行けます。部屋数はわずか8室なので、プライベート感を楽しめるうえ、リゾート感も味わえます。食事は、八丈島の海の幸を中心に、島で採れた野菜など素材にこだわった、ワンランク上の和風懐石がいただけます。夜には、ウッドデッキから満天の星空を望めるところも人気です。館内は無料で利用できる洗濯機を完備しています。売店はありませんが、マリングッズ等の販売のある『中村商店』までは車で3分ほどです。チェックアウト後、10時まで無料でシャワー室の利用が可能なので、出発の朝まで海水浴を楽しむことができますよ。(タオルは貸出200円)。
住所:〒100-1401東京都八丈島八丈町大賀郷930-2
アクセス: 空港から車で約11分。底土港から車で約14分
電話:04996-2-7250
プチホテル満天望のツアーを見る

ほかにもある!魅力的な八丈島の海水浴場

【乙千代ヶ浜海水浴場】

提供元:観光協会
ほかにも、八丈島には魅力あふれる海水浴場がたくさんあります。海水プールのような「旧八重根海水浴」や、潮溜まりがあって、魚や甲殻類の観察ができる「戸海岸(たれど海岸)」、魚が多くシュノーケリングが楽しめる「神湊(かみなと)海水浴場」など、それぞれ魅力的な海水浴場がたくさんあります。また、夏季限定で作られる海水プールで小魚が泳ぐ「乙千代が浜海水浴場」も子どもに大人気の海水浴場です。これらの海水浴場に行くには車移動の方が便利なので、植物園や温泉など、いろんなスポット巡りを楽しむにもレンタカーがあるとスムーズです。

目的別でベストシーズンを狙って行こう!


八丈島観光にはいつが一番むいているのでしょうか?それは、なにを目的にするかで変わってきます。八丈島の気候は東京都心よりは暖かいですが、ほとんど変わらないと考えて良いでしょう。海開きは毎年7月1日を予定しているので、海水浴メインなら7月、8月がベストシーズン。9月、10月も過ごしやすくおすすめですが、台風がくる可能性もあるので、少し注意が必要です。冬の海水浴はさすがに無理ですが、観光客が少ないので、静かな環境でゆっくりと観光地や温泉、釣りを楽しむことが可能です。いろいろな季節に八丈島を訪れ、シーズンごとの八丈島の魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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