富士山登山ツアー


車で富士山へ行きたいけど、どこまで行けるのか分からず悩んでいませんか?そんなあなたに富士山への行き方を紹介します。実は車で5合目まで登ることができるんです。この記事ではルート別アクセス方法と近隣のおすすめ観光スポットを紹介します。

富士山に車で行こうと思っているのだけど、いつでも行けるよね?

ハイシーズンはマイカー規制があって通れない期間があるよ。

え?そうなの?車で行って仮眠をとってから登山しようと思ってたのに…

荷物も多いし、できれば車で上がりたいよね。ただ富士山を守るために生まれた規制だから一緒に自然を守っていこう。

それもそうね、それなら、電気自動車なら平気なの?

もちろん!観光バスやタクシー、電気自動車などはマイカー規制の対象外だよ。

富士山への行き方 主要都市から車で行く方法


富士山までの道のりってどんなルートがあるんだろう?登山口とかも関係あるの?

登山口は4つあって、各ルートの5合目まで行くのが確実だよ。4つのうち3つはマイカー規制対象道路だけど、1つだけ対象外のルートがあるよ。

それならハイシーズンでもマイカーで行ける対象外のルートに行けばいいね!

そのルートは1番標高差が大きくて、距離が1番長いルートなんだ。

富士山へのルートは4つの登山口に繋がっています。5合目までは基本的に車で行けるのですが、マイカー規制などで通れないことも。その場合は麓の駐車場に止めて、シャトルバスやタクシーを利用する形になります。まずは各主要都市から富士山までのルート紹介、それから、各登山口へのおすすめルートをご紹介します。
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各主要都市から富士山へのルート


5合目の登山口まで車で行くことができるので、登山口までのルートを紹介します。最寄りの高速出口は、河口湖IC、富士吉田IC、須走IC、御殿場IC、新富士IC、小泉ICとなっています。4つある登山口から一番近いICに行けるように道路を選びましょう。御殿場ICから須走方面の下道は混雑しており、予定時間から大幅にずれ込む場合があります。目指す登山口がどちら方面なのか、しっかり確認しておきましょう。
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富士登山をせず、見て回るだけなら


ハイシーズンに富士山を見に行くのであれば、マイカー規制に注意しなければいけませんが、それ以外の時期で雪などがない場合、富士スバルラインや富士山スカイライン、ふじあざみラインを走ることができます。5合目まで行けば登山しなくても富士山へ来たと感じさせられる風景と、お土産が手に入ります。雰囲気だけ味わうのも悪くはないですよね。登らず観光するなら、マイカー規制前後は富士登山客で車が多く、渋滞するので注意しましょう。
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富士山マイカー規制、駐車場とシャトルバスについて


車で行けることは分かったけど、ハイシーズンは麓に停めて行くしかないのね。

そうだね。富士山の自然環境へのダメージを減らすために設定しているんだよ。

渋滞も凄そうだもんね。

仰る通りで、それを回避するために導入したんだけど、規制解除後は大渋滞になるんです。

なんか本末転倒ね。

山小屋の予約や登れるシーズンを考えると仕方ないのかもしれませんね。

富士山の夏季登山シーズンはマイカーでの入場を規制しています。理由は渋滞の緩和、排気ガスによる自然環境へのダメージを軽減するためです。そのため、自家用車であっても電気自動車(EV)や、燃料電池自動車(FCV)に関しては、交付書を発行してもらえればマイカー規制中でも走行することが可能です。他にも身体障碍者搭乗者車両や、バス、タクシー、自転車等はマイカー規制の対象外となります。規制の対象になるのは、自家用車、バイク、原付、レンタカーなど。このマイカー規制の対象になる道路は、富士スバルライン、富士山スカイライン、ふじあざみラインの3つです。
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各ルートの乗換駐車場


マイカー規制の時期は7月から9月ですが、毎年日にちが変わります。最新情報をしっかりとチェックしておきましょう。マイカー規制中は各登山口へシャトルバスやタクシーで行くことになります。各登山口へ向かう際の乗換駐車場をお伝えします。

・吉田ルート


提供元:富士観光開発株式会社
富士スバルラインから吉田ルートの登山口に向かいますが、乗換駐車場は富士山パーキングです。
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・須走ルート

ふじあざみラインから須走ルートの登山口へ向かいますが、乗換駐車場は須走多目的広場です。

・富士宮ルート


提供元:提供元:登っちゃえば?
サイトURL https://y-hey.com/tag/mountain-fuji/
富士山スカイラインから富士宮ルートの登山口へ向かいますが、乗換駐車場は水ヶ塚駐車場です。
富士山のおすすめの山小屋を見る 御殿場ルートに関しては、マイカー規制がないため、御殿場口新5合目まで車で行くことができます。

駐車場やシャトルバス、タクシーの値段


マイカー規制の時期は5合目へ車で行けないため、乗換駐車場に車を止めて、シャトルバスやタクシーを使うことになります。乗換駐車場の駐車料金は1回1,000円の駐車料金がかかります。その他にシャトルバスの金額がかかるため、旅行の予算として頭に入れておく良いでしょう。富士スバルラインのシャトルバスは往復2000円(子供半額)で、タクシーの場合は片道13,000円程かかるため、シャトルバスの方が低価格で済みます。富士山スカイラインはシャトルバスが往復2,000円(子供半額)で、タクシーは片道5,000円程となっています。ふじあざみラインはシャトルバスが往復1,800円(子供半額)と少し安くなっており、タクシーの場合は片道4,000円程となっています。立ち寄る際は最低限の費用がかかることを理解しておきましょう。
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富士山周辺の観光スポット


富士登山は色々規制があって大変ね。

世界文化遺産としての構成資産は周囲25か所を含んでいるから、それを守らないといけないからね。

登らなくても、富士山が見れて観光できればいいかな。

観光で回るなら、おすすめの観光スポットがたくさんあるよ。

富士山を見ながらゆっくり観光できるスポットを教えて!

観光スポットはたくさんあるので是非参考にしてみてね。

富士登山を行わなくても富士山を楽しむことができます。せっかく車で観光に来たのであれば、おすすめの観光スポットに立ち寄りたいところ。旅の最後に日帰り温泉で疲れを癒し、明日の活力に繋げたいですね。
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富士山近辺の観光スポット


近くで有名な観光スポットと言えば、富士急ハイランド。絶叫マシンから間近に見られる富士山は絶景です。富士山周辺と言えば、富士五湖も有名ですね。時間を選べばダイヤモンド富士を拝むこともできます。他にも入山前に訪れたい巡礼地の忍野八海。ここはパワースポットにもなっており、8つの池を回る順番が決まっていて、そのルートに沿って巡るとより強いパワーが頂けるそうです。山中湖花の都公園では、富士山と花のコラボレーション撮影が楽しめます。季節の花畑と背景に富士山、インスタ映えすること間違いなし!他にも富士サファリパークや白糸の滝など有名なスポットが富士山周辺にたくさんあります。富士山に限らず立ち寄ってみたい場所ばかりなので、是非立ち寄ってみましょう。良い思い出になる場所ばかりですよ。
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富士山が見える日帰り温泉


山梨や静岡には数多くの温泉地があります。今回は富士山周辺にある日帰り温泉施設を紹介します。もちろん泊まれる温泉もあるので、一泊旅行などにも最適ですよ。
甲斐大泉温泉 パノラマの湯は天気のいい日は露天風呂から富士山を眺めることができます。泉質は弱アルカリ性で肌にも優しいのが特徴。ぬるめのお湯なので、景色をゆっくり見ながら疲れを癒せます。夜は満点の星空が見えるので、1日の終わりにちょうどよい日帰り温泉です。
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富士展望の湯 ゆらりは、日帰り温泉施設で、隣接している鳴沢スポーツ広場で汗を流した後にも立ち寄れます。登山終わりや富士急ハイランド帰りに、富士山を眺めながらお風呂に入って過ごすのも良いですね。名前の通り富士山が見え、11種類の多様なお風呂があるのが魅力的。地元のお食事「ほうとう」などが食べられるため、旅行の締めとして立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
この他にも旅館や、24時間営業のスーパー銭湯など、気軽に立ち寄れる場所が多くあるので、観光帰りに一休みしてみてはいかがでしょうか。
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富士山へ車で行くなら観光だけでも楽しめる


富士山へ車で行くときの参考にするね。

ハイシーズンはマイカー規制などで大変だけど、観光と考えれば悪くないかもしれないね。

富士山へ登るタイミングがあれば登りたいけど、眺めるだけにして他の観光をするのも楽しそう。

富士急ハイランドや富士サファリパークなど、有名な観光スポットも多く、日本一高い山をバックに写真を撮るとインスタ映えする場所があるのも嬉しいね。

やっぱり最後は温泉に入って、充実した旅行にしたいな。

登山や観光のツアーもあるから調べてみるといいよ。

富士山へ車で行く方法をまとめました。マイカー規制で通行止めなど、事前に調べないと分からないことばかりですね。山小屋も予約が必要ですし、登山をするだけでも手続きが大変そうです。観光だけでもいいですが、せっかく富士山に行くなら1度は登ってみたいものです。色々なツアーがあるので、日程さえ合えば安く富士登山ができるかもしれません。自分で運転しない分、登山が終わったあとの温泉は極楽の湯になるかもしれませんね。
富士登山ツアーへ行くならこちら

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