富士山に登ろうと思ったら、山小屋の予約が必要ってご存知でしたか?山小屋での宿泊は個室がおすすめです。他人と同じ布団で肩を並べて寝ることがなくなり、隣でいびきをかかれることもありません。快適な睡眠で、山頂までの体力を温存しましょう。

富士山に登るときは山小屋の予約が必要なの?

土曜日の山小屋は混雑しており、早いうちから予約しておかないと埋まってしまいます。

そうなんですね。施設とか色々見比べたいけど、埋まってたら妥協するしかないですもんね…。

富士登山の予定を組む際は早めに予約するのがおすすめです。

急に行こうと思っても難しいのですね。

山登りなので、事前準備も含めて予定を立ててみましょう。

富士山に登ろう、そう思っても山小屋の予約が取れないことも


富士登山をしようと思っているのですが、注意することはありますか?

富士山に登るときは、どこから登るか、山小屋を利用するのか、プランを先に決めておくと良いですよ。

プラン?

登山ルートが4つあり、ただ登って降りるなら日帰りでも可能ですが、ご来光を拝む予定がある場合は、山小屋に宿泊する必要があります。さすがに野宿は危険が伴いますからね。

なるほど、せっかく行くならご来光を拝みたいので山小屋を予約しようと思います。

人気の吉田ルートは予約も早く埋まってしまうので早めに予約しましょう

富士山に登ろう。そう考えても山小屋の予約がいっぱいでプランを変更しなければいけない場合もあります。平日ならそこまで混雑しないのですが、土曜日の夜の山小屋は予約でいっぱいなことが多く、事前にプランを立てて確実に宿泊できるようにしておくと良いでしょう。基本的にどのサイトもその年の4月からホームページで案内があり、電話での予約を受け付けています。1番人気の登山ルートは吉田ルートで、ここのルートにある山小屋やホテルは早めに予約するのがおすすめです。

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登山ルートは4つ、ルートによって山小屋の数、混雑度が違う


登山道は4つあり、吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルートと分かれています。富士宮ルート以外は登山道でもご来光が見えるので、山頂に拘らず安全に登山することを心がけましょう。各ルートの特徴をご紹介します。

吉田ルートの特徴


1番人気のある登山ルートが吉田ルートで、初心者が登るルートとしてもおすすめ。山小屋やトイレがルート上に多くあり、安心して登れます。登りと下りのルートが違うため、下山時も景色を楽しめます。ただし、吉田ルートは人気なため、登山道も山小屋も混雑することがあるので、山小屋でゆっくり休憩したいというのがあれば、別のルートに変更するといいと思います。
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富士宮ルートの特徴


山頂までの距離が1番短いコースで、吉田ルートに次いで人気です。登りと下りのコースが一緒で、7合目を超えればご来光が見られます。各合目ごとに山小屋があるためトイレも安心ですし、登り下りでルートが一緒なので迷うことなく登山できる点、山頂まで最短まで登れる点が人気の理由です。やはり人気のルートのため混雑しており、登り下りのルートが一緒のため道を譲り合う必要があります。岩場が多く、斜面が急なため高山病に注意したいコースです。

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須走ルートの特徴


須走ルートは下りのルートが有名で、一直線に砂の斜面を下る「砂走り」が有名です。標高2,700メートルの6合目まで樹林となっていて、自然で静かな登山が楽しめます。高山植物などを見ながら登りたい人向けの登山ルートです。デメリットは8合目で吉田ルートと合流するため混雑することと、下りの砂走りでは砂が大量に靴に入り込むのでスパッツなどがないと大変な点です。

御殿場ルートの特徴


足に自信があるなら登山者が少ない御殿場ルートがおすすめです。山頂までの距離と時間が1番長いため、健脚な方におすすめ。登山道の斜面は緩やかなため、高山病になりにくいです。マイカー規制がないので、ハイシーズンにマイカーで登山に行きたい人にはちょうどいいのかもしれません。混雑しないため静かな登山が楽しめますが、歩行時間が長いこと、緊急時に対応できる施設がないこと、「夜間登山」や「ガスが出て視界が不良」の際は迷いやすいルートです。
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行程表を作り、無理のない登山計画を

登山には行程表が必要なんですか?

山小屋の予約などを考えると、日程を決めて登頂プランを立てるのが一般的ですね。

なるほど。ご来光は見たいけど、山頂じゃなくてもいいかな。登り切ってお鉢巡りして下山するプランがいいかなぁと思っています!

山頂まで行くプランでお鉢巡りをするケースだと7,8合目での宿泊が確実ですね。高山病予防にもなりますし、ゆっくり回れるので体力がない人にもおすすめです!

富士山登山の目的は人それぞれです。山頂でのご来光、登頂、お鉢巡りがしたい、富士山に登ってみたい。それぞれ目的が何かしらあります。贅沢に全てをこなすプランであれば、1泊2日で余裕のあるプランが良いでしょう。山頂まで行く前に高山病などで棄権を余儀なくされ、目的が果たせない人もいます。無理なく目的を達成するためにも、タイムスケジュールやマップの確認をしてしっかりと行程表を作ってみましょう。ある程度余裕を持たせることで余裕のある登山ができます。

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余裕をもった行程表で確実に登頂しよう


余裕をもった行程表を作成すれば、浮いた時間を休憩時間に充てられます。事前の準備を怠って無理な登山を行うと、高山病の恐れやケガなどで山頂に着く前にリタイアせざるを得ない場合も。せっかく行くのですから、ご来光を拝んで山頂まで登れるようにプランをしっかりと立ててくださいね。

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おすすめの登頂プラン


おすすめの登頂プランは二つあります。一つ目は山頂でご来光のプランで、1日目の夕方までに7合目か8合目まで登り、山小屋で仮眠。夜中に山小屋を出発して山頂で日の出を迎えます。無理のないプランのため、体力的にも時間的にも余裕をもって行動できます。山小屋で眠れず移動するのが億劫な場合、ご来光を山頂以外で見た後に登頂し下山するプランへ変更できるので保険にもなります。ただ、同じことを考えている人は多いので、混雑や渋滞に巻き込まれることがあります。
二つ目は山小屋前でご来光を拝み、山頂へ向かうプランです。このプランは朝まで山小屋で過ごす流れになります。このプランだと渋滞もあまりなく、ゆったりと回ることができます。お鉢巡りをする余裕もあるので、確実に登頂を目指すのであればこのプランにしましょう。

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山小屋での過ごし方、注意点とおすすめの山小屋

富士登山で山小屋が必須なのは分かりました。山小屋の過ごし方について知りたいのですが。

基本的に仮眠するスペースなので、大部屋に雑魚寝というイメージが正しいでしょう。談話室で会話していたり、持参したトランプで寝るまでの時間を過ごしたりしていますね。

なるほど、意外に気軽に過ごせそうです。

そうですね、スマホの充電ができる場所やWi-Fiが通っている場所とか、山小屋によって様々なのでしっかりとチェックしておきましょう。

山小屋の過ごし方は、大部屋に雑魚寝が基本スタイル。翌朝早いのもあって、夜ご飯が終わったら就寝するようなイメージで間違いないでしょう。観光地のホテルやペンションと違って飲料水が有料だったり、トイレも水で流すタイプではなかったりと不便な面もあります。もちろんお風呂やシャワーなどありません。そして、基本的に1人1組布団や枕のセットが用意されていますが、混雑時は2人で1組の場合もあるので、個室で確実に仲間たちと寝れる空間を確保すると、山小屋で快適に過ごせるでしょう。

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みんな山小屋で何をしてる?


登山のプランにもよりますが、山小屋への到着は16時頃になるとおもいます。翌朝も早いため就寝時間も早いですが、それまでの間、何をして過ごしているのでしょうか?夕食まで時間がある人たちは山小屋付近で写真を撮ったり、飲み会や食事をしたり、山小屋で交流を深めていたりします。トランプを持参し、遊ぶ姿を見ることも。遅い時間になると就寝する人が増えてくるので、そうなったら物音をたてないよう周りに配慮して過ごしましょう。

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富士登山でおすすめの山小屋


先ほど紹介したプランを考慮してお伝えすると、基本的に8合目の山小屋がおすすめです。もし予約がいっぱいなら7合目も検討してみましょう。やはり事前に行程表を組み、予約を進めていくのが確実ですね。白雲荘は2014年にトイレがリニューアルされ、売店は24時間営業となっています。雲海の上に立つことからこの名前が付けられました。夜景もきれいに見え、8合目のおすすめの宿となっています。

白雲荘に泊まるプランを見る


吉田ルートの7合目、8合目にあるトモエ館は、どちらもオンライン予約が可能で、個室あり、充電可能、Wi-Fiも利用可能で更衣室もあります。(8合目は個室なし)しかもトモエ館では、幻の富士山パンとして7合目でクリームパン、8合目でアンパンが販売されています。保存料を一切使用していないため日持ちしませんが、ここでしか買えないと有名なパンです。

個室でなくてもいい人は、施設や値段で選んで問題ないでしょう。耳栓やアイマスクなどがあると、周りを気にせず眠れるのでオススメです。いびきや物音、ライトの明かりなど、睡眠を妨害してくるものはたくさんあります。ここは自己防衛しておくのがおすすめ。翌日の登山に影響が出ないようにしましょう。

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事故には注意!気を緩めずに下山しよう

行程表も良し、山小屋の予約もOK!あとは当日行くだけ。楽しみだなぁ。

旅行は計画を練っているときも面白いですよね。プランが決まったのであとは行くだけですが、下山の時も気を付けてくださいね。

下るだけなら問題ないでしょ?高山病の心配もないし。

意外にも怪我が多いのは下りなんです。

えーそうなの!?

事故原因ランキング1位が高山病、2位が骨折や捻挫となっています。最後まで気を抜かないようにしましょう。

登山を開始して、山小屋で宿泊、ご来光を見て、さて下山。高山病にならないように1泊2日の余裕をもった行程にし、高山病予防もバッチリ!それでも事故は起きてしまいます。家に帰るまでが遠足とはよく言ったものですが、登山も同じような気持ちで臨みましょう。ハイキングコースのようですが、日本一高い山です。しっかり事前準備して、万全の装備と体調で臨めるようにしましょう。

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富士登山の事故原因


事故原因ではないのですが、1番多いのは高山病。日本一高い山なのに気軽に登れるため、軽装で登ったり、装備を整えず登ったりと無茶をする人がいます。山登りは危険なものと認識して登山を行うようにしてください。そして、2番目に多いのが骨折や捻挫。特に下山時に多く、登りの際は足元が見えているのですが、下山時は景色などに目が行ってしまいバランスを崩したり、浮足にのってしまったりと、踏ん張りが利かず転倒するケースがあります。下山時も気を抜かず、休憩を挟みながら下りて行きましょう。他には視界が悪くルートを間違えて迷子になる、または、急な天候変化により雨に濡れての低体温症、熱中症や脱水症状になるなど様々な事故が起きています。急な天候変化に注意しましょう。

富士登山に必要なアイテム


山小屋で宿泊するから大丈夫だろうと思っていても、最低限の荷物は必要です。富士登山に必要な最低限のアイテムを紹介します。

・飲料水

富士山では水が貴重です。必ず持参しましょう。ただし、持ち込みすぎても荷物の重さで体力を消費してしまいます。目安は1リットルですが、持ち運べる範囲で調整しましょう。若干割高にはなりますが、現地で購入することも可能です。熱中症や脱水、高山病予防のためにも水分補給は小まめに行ってください。

・携帯食

アメやチョコレートなど、すぐにエネルギーに変わるものがおすすめです。固形物よりもゼリーなどの方が登山には適しています。食べ物の好みは人それぞれありますが、甘いものの方がおすすめ。

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・スマホ

モバイルバッテリーも合わせて持ち込むと良いでしょう。緊急連絡用だったり、記念に撮る写真だったり。電波は繋がるので持っていて不便はありません。

・タオル類

汗拭きにはもちろん、マフラー変わりや日射を防ぐなど何かと役立ちます。

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・日焼け止め

日光を遮るものは何もありません。紫外線対策として男女ともにおすすめです。地味かもしれませんが大活躍します。

・ビニール袋

ゴミを入れたり、雨から衣類を守ったりと重宝します。ジップロック付きならもっと安心。コンビニ袋だと山小屋でガサゴソと音がうるさいので、100均などで販売されているものがおすすめです。

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富士山に登るなら事前に山小屋の予約と個室の確保を


富士登山って甘く見ちゃだめなんですね。

そうですね。基本の装備や持ち物、行程表を再度確認して登山に臨んでいただければと思います。

それよりも山小屋がすごく不安です…。

同じ山登りをしに来た人たちなので、そこまで心配しなくても大丈夫です。山小屋のスタッフなども結構気さくな方が多いので、不安な点は確認して過ごしていきましょう。

そうですね、体力が不安だから行く日までに少し体を鍛えておこっと。

それぐらいの気持ちがあればきっと登山もうまく行きますよ。是非楽しんでください。

富士山は日本一高い山です。それでも山頂までの道は整備されており、初心者でも登ることができます。だからといって装備を甘くみて、日帰り弾丸登山などをすると高山病になって大変ということがよくあります。事故には気を付けて登山しましょう。

他にも山小屋ですが、女性であれば個室をおすすめします。他人と同じ布団で寝ることに抵抗がなければ問題はありませんが、臭いがきつかったり、いびきがうるさかったりして寝れなくなってしまうと山頂を目指す体力がなくなってしまいます。本当に登山が初めてで不安な人は、フリープランではなく、ツアーなどがおすすめです。

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TRIPin事務局

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